「炭酸水ってダイエットに向いてるの?」
「炭酸水ダイエットって、どうやるの?」
「炭酸水ダイエットって、炭酸水しか飲めないの?」
数年前から炭酸水を飲む人が多くなり、炭酸水の商品、種類も増えました。
実際、私も毎日飲んでいる時期がありました。
いろいろなメディアで炭酸水の健康に関する番組や記事を見る機会も多くなりました。
炭酸水は、健康にもダイエットにもいいのは、みなさん、よくご存じだと思います。
ただ、実は方法を間違えるといろいろな悪影響が出てきます。
本記事では、炭酸水ダイエットの方法、メリット・デメリットを解説いたします。
みなさんが炭酸水ダイエットを理解して、理想的で健康的なからだになれると最高です。
炭酸水ダイエットとは
炭酸水を飲むと、おなかがいっぱいになった感覚になるので、食欲をおさえられてダイエットできそうですよね。
しかし、本当に理解したうえで取り組まないと、炭酸水ダイエットは成功できません。
ここでは、炭酸水ダイエットは本当にやせるのか、正しいやり方を説明します。
炭酸水ダイエットは本当にやせるの?
【結論】やり方を間違わなければやせます。
実際、3ヶ月で5kgやせた方もいます。
しかし、炭酸水を飲むだけでやせるダイエットではありません。
ダイエットの基本として、摂取カロリーを消費カロリーが少ない状態にする必要があります。
炭酸水ダイエットは、炭酸水を飲むことにより食欲をコントロールし、摂取カロリーを少なくし、ダイエットする方法です。
なので、暴飲暴食はしないようにしましょう。
炭酸水ダイエットの正しいやり方
炭酸水ダイエットの正しいやり方ですが、食事をとる直前に常温の炭酸水を300〜500ml飲みます。
ただし、1日の炭酸水を飲む量は1リットル以内としてください。
そのことにより、水分と気化した炭酸ガスが約1リットル胃の中に入ったことになり、満腹中枢が刺激されます。
また、炭酸水の量を100〜150mlや冷たい炭酸水を飲むと胃腸の働きが活発になり、食欲が増しますので、注意が必要です。
炭酸水ダイエットのメリット・デメリット
炭酸水ダイエットの方法を説明しましたが、炭酸水ダイエットにもメリット・デメリットがあります。
炭酸水ダイエットは、メリット・デメリットを理解して取り組む必要があります。
ここでは、炭酸水ダイエットのメリット・デメリットをくわしく説明します。
炭酸水ダイエット メリット3選
ここでは炭酸水ダイエットの主だったメリットを3つ紹介します。
・腸内環境を改善できる
炭酸水を飲んで、胃に入ると胃の血管が拡張します。
これにより、胃粘膜にも刺激が加わり、腸管のぜん動運動を活発にすることができます。
それにより、便通がよくなり、便秘が解消されます。
※ぜん動運動とは・・消化管の壁が拡張、収縮する動きのことです。この拡張、収縮を繰り返すことにより食べ物が体内に運ばれていきます。
・疲労回復効果がある
人は疲れると水素イオンという疲労物質がたまります。
炭酸水に含まれる炭酸ガスには、水素イオンを中和する働きがあり、疲労回復できます。
炭酸水が胃腸の働きを促すため、消化吸収がよくなることも疲労回復につながります。
・血流が促進される
炭酸水を飲むと血液中の二酸化炭素濃度が上昇し、多く酸素を運ぼうとし、血流が増加します。
これにより、老廃物が排出され、肩こり解消につながるのです。
また、血流が増加することにより、温かい血液を体内にめぐらすことができるので、冷えの解消にもつながります。
【メリット】
腸内環境を改善できる |
ぜん動運動を活発にでき、便秘解消できる |
疲労回復効果がある |
疲れ物質を中和し、疲労を回復できる |
肩こりや冷えの解消につながる |
血流が促進される |
炭酸水ダイエット デメリット3選
メリットがある一方、やはりデメリットがあります。
デメリットも主だった3つをあげますが、特にデメリットは気をつかないといけないことばかりですので、しっかり説明します。
・下痢や腹痛をおこす可能性がある
炭酸水を飲むと腸を刺激して、ぜん動運動が活発になります。
ある程度の量を飲むには問題ないですが、飲みすぎると過度に刺激され、下痢や腹痛を起こしやすくなります。
1回300〜500ml、1日1リットル以内を基準とし、それでも下痢や腹痛が起こった場合は、少し飲む量を減らしましょう。
・胃酸が減る可能性がある
食事の際、炭酸水を飲みすぎると胃酸が減ってしまう可能性があります。
炭酸水には、胃を刺激し胃酸を分泌する効果がありますが、胃が弱っているときや胃もたれしているときに炭酸水を飲むと、胃痛や胃酸の逆流を起こす可能性があります。
食事中は、ミネラルウォーターや浄水を飲むようにしましょう。
・代謝が悪くなり、疲れやすくなる
人間の体はアルカリ性ですが、炭酸水は弱酸性ですので、飲みすぎるとからだが酸性になっていき、新陳代謝が低下する可能性があります。
新陳代謝が低下すると、疲労を感じやすくなる可能性があります。
寝る前に飲むと疲れが取れにくくなる可能性がありますので、寝る前は炭酸水を飲まないようにしましょう。
【デメリット】
下痢や腹痛をおこす可能性がある |
飲みすぎると、ぜん動運動が活発になりすぎる |
飲みすぎると、体が酸性になる |
胃酸が減り、胃痛や胃酸の逆流を起こす |
胃酸が減る可能性がある |
代謝が悪くなり、疲れやすくなる |
まとめ
炭酸水ダイエットの魅力を少しは感じていただけましたか?
炭酸水ダイエットは、方法を間違えると、逆に健康を害する可能性があるので、ポイントを守る必要があります。
・基本は食事をとる直前に300〜500mlを飲む。
・飲みすぎは悪影響に直結しているので、飲みすぎには注意。1日1リットルまで。
・寝る前に飲むと疲れが取れにくくなるので、寝る前は飲まない
ポイントを守れば、炭酸水ダイエットの効果を感じることができます。
ただ、食事をしっかりとることが、健康への最短ルートですので、カロリーをとりすぎない程度にしっかり食事もとりましょう。
この記事がみなさんの理想のからだ作りに、少しでもお役にたてれば幸いです。