オイコスはダノンジャパンが株式会社が販売している、高タンパク・低脂質のプロテインヨーグルトです。
昨今の健康ブームにより注目されており、食べたことがある方も多いはず。
ですがその中には
「オイコスは体に悪いって聞いたけど本当?」
「毎日オイコスを食べてるけど大丈夫?」
「なんとなく食べてるけどどんな効果があるの?」
こんな疑問を持っている方は多いでしょう。
そこでこの記事ではオイコスが体に悪いと言われている理由や、食べ続けると得られる効果をまとめて紹介していきます。
オイコスは体に悪い?

オイコスは体に悪いと言われることがありますが、結論から言うと食べ過ぎなければ問題はありません。
味の種類が豊富で美味しいので食べ過ぎてしまいがちですが、1日1個と数を決めて食べ過ぎないように気をつけましょう。
オイコスが体に悪いと言われる理由

ここからはオイコスが体に悪いと言われる理由について紹介していきます。
食品添加物が含まれている
オイコスが体に悪いと言われる理由の一つめは、食品添加物が含まれていることです。
オイコスには以下の4つの食品添加物が含まれています。
・増粘剤
・香料
・酸味料
・クエン酸カルシウム
食品添加物は体に影響のない範囲でしか入れられないと決められていますが、それでも食べ過ぎてしまうとアレルギー反応を起こす可能性があるので食べ過ぎには注意しましょう。
また食品添加物に敏感な方は、無添加のヨーグルトを選ぶのも選択肢の一つです。
食べすぎると内臓に負担をかける
タンパク質の摂りすぎは、肝臓や腎臓に負担をかけるため気をつけなければいけません。
タンパク質の摂取量の目安は、体重1kgあたり0.8gと言われています。
多く摂りすぎると体に吸収されずに排出されてしまい、その際に腎臓や内臓に負担をかけてしまいます。
そうなると内臓疲労により体調を崩してしまう可能性があるので、やはりオイコスの食べ過ぎには注意が必要です。
関連記事:【必見】オイコスの食べ方とおすすめなタイミングとは?
オイコスのデメリット

ここまではオイコスが体に悪いと言われる理由を紹介してきました。
では適量であれば体にいいことばかりなのかと言えばそうではありません。
ここからはオイコスのデメリットを紹介していきます。
下痢になる可能性がある
オイコスに含まれるカゼインは牛乳に含まれるタンパク質の80%を占める不溶性のタンパク質で消化されにくく、多く摂りすぎると腸内に溜まり炎症を起こす原因になります。
その結果下痢になる可能性があり、食べ過ぎに限らず体質的に下痢になりやすい方もいるのでまずは少量から試してみることをお薦めします。
特別な菌は入っていない
特に大きなデメリットではありませんが、オイコスには特別な乳酸菌などは入っていません。
最近では選び抜かれた乳酸菌を使い、体調を整えたり太りにくい体にしやすくしたりといった効果のヨーグルトが増えています。
しかしオイコスにはそういった独自の乳酸菌は使われていないため、ヨーグルト自体が持つ効果以外は期待ができません。
食感が硬く食べにくい
オイコスは独自の水切りヨーグルト製法で作られており、濃厚でクリーミーな食感が特徴です。
しかしその硬めの食感が、飲み込む時に喉にひっかかる感じがあるという方もいます。
一般的な水分が多くサラッと食べられるヨーグルトと比べると食べにくさがあり、独特の食感に好みが別れるのでまずは少量から試してみるのをおすすめします。
高価で食べ続けるのにお金がかかる
オイコスはヨーグルトの中では少々高めの金額設定で、コンビニでは180円程度となっています。
毎日食べるとすると1ヶ月で5000円程度になります。
安く購入しようとすると、ドンキホーテでは10円くらい安く買うことができ、コストコでは半額くらいで買えたという方もいました。
ですが近くにドンキホーテやコストコがない方には買いに行くのが難しく、やはり少し続けにくいかもしれません。
オイコスを毎日食べると得られる効果

ここからはオイコスを毎日食べると得られる効果を紹介していきます。
高タンパク・低脂質でダイエットに最適
オイコスはタンパク質が豊富に含まれていて、脂質が0なのでダイエットに最適なヨーグルトです。
タンパク質は筋肉を増やしたり維持するのに必要で、筋肉量が多い基礎代謝が上がり痩せやすい体になります。
脂肪分が0なので食べても太りにくく、筋肉を増やしやすく太りにくいオイコスはダイエットに最適です。
必須アミノ酸による美肌効果も期待できる
オイコスには必須アミノ酸が豊富に含まれており、美肌効果の他にも髪や爪を綺麗にしてくれます。
必須アミノ酸は体の中では作ることができず、食品からしか摂取できません。
オイコスを毎日食べると必須アミノ酸を毎日摂取できるので、ダイエットだけではなく美容効果も期待できます。
満足感が高く食べ過ぎを防ぐ
オイコスは濃厚でクリーミーな食感が特徴ですが、この濃厚な食感が満足感を高めてくれます。
そのため食前・食後・間食のどのタイミングで食べても、食事の食べ過ぎを防げます。
一杯の満足感が高く、食事の食べ過ぎを防いでくれるオイコスはダイエットに最適です。
便秘の改善
オイコスには乳酸菌が入っているため食べ続けると便秘の改善が期待できます。
便秘気味の方には食後に食べるのがおすすめで、食後は胃酸の影響を受けにくいため、お腹の調子を整える効果が高くなります。
また果物と一緒に食べることで乳酸菌の働きを良くし、整腸作用が高まります。
糖尿病のリスクを下げる
オイコスに限らず、ヨーグルトには糖尿病のリスクを下げる効果もあります。
ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、毎日ヨーグルトを食べる人は2次糖尿病のリスクが18%低いと分かっています。
オイコスには無糖のものもあるので、カロリーを抑えたうえでさらに糖尿病リスクを下げる効果も期待できます。
メンタルの不調の改善も期待できる
ヨーグルトを日常的に食べることで、うつ病などのメンタルの不調の改善が期待できます。
乳酸菌が含まれるヨーグルトや発酵食品を食べることで、ストレスの軽減、うつ病や不安症の改善、予防に役立つ可能性があるとバージニア大学医学部が発表しています。
また運動も組み合わせることで幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が大幅に増加することも分かっているので、メンタル面を整えるのにもオイコスは効果的です。

(画像引用:Amazon)
添加物が入っていないおすすめヨーグルト3選

オイコスを食べることで得られる効果がたくさんあると紹介してきましたが、やはり食品添加物が気になる方もいるはず。
ここからは食品添加物の含まれていない、無添加のヨーグルトを3つ紹介します。
どれもコンビニやスーパーで手軽に買えるので、気になった方はぜひ一度試してみてください。
明治 プロビオヨーグルトR-1低脂肪

(画像引用:Amazon)
「強さひきだす乳酸菌」のキャッチコピーでお馴染みのプロビオヨーグルトR-1 。
6000種類以上の中から選び抜かれた乳酸菌により、免疫力のアップ、便秘の改善、風邪の予防、睡眠の質の向上が期待できます。
タンパク質の量はオイコスに比べると控えめですが、無添加であるため安心して食べることができます。

明治 ブルガリアヨーグルト

(画像引用:Amazon)
ヨーグルトと言えばこの「ブルガリアヨーグルト」を思い浮かべる方も多いでしょう。
材料はとてもシンプルで良質な乳原料と乳酸菌のみで作られており、独自の「くちどけ芳醇発酵」で作られたブルガリアヨーグルトは爽やかな酸味と濃厚なミルク感が感じられます。
特定保健用食品として認可されており、腸内環境を整える効果が証明されています。

小岩井乳業 生乳100%ヨーグルト

(画像引用:Amazon)
生乳だけをじっくり発酵させる「長時間前発酵製法」で作られる小岩井乳業の「生乳100%ヨーグルト」は酸味が少なくなめらかな食べやすいヨーグルトです。
生きたビフィズス菌の効果で腸内環境の改善に役立ち、こちらも特定保健用食品として認可されているため効果は証明されています。
【まとめ】オイコスは体に悪い?毎日食べて得られる効果とデメリット
ここまでオイコスが体に悪いと言われる理由や得られる効果、デメリットを紹介してきました。
簡単にまとめると以下のようになります。
・オイコスは食べ過ぎなければ問題ない
・食品添加物が含まれているため、気になる方には無添加のヨーグルトがおすすめ
・適量であればダイエット効果や美容効果、腸内環境を整えてくれる優秀なヨーグルト
オイコスには様々な良い効果があるとわかりました。
試してみたい方はデメリットも理解した上で取り入れてみてください。